大容量土砂分離機（ロータリー式分級機）

開発概要

地中連続壁工法・リバース工法等の循環工法における振動式土砂分離システムは、低周波騒音公害の発生源として超低周波騒音公害対策型防音ハウスの使用を余儀なくされてきました。
そのため多大な費用、時間が、防音ハウス建設費に費やされ、建設コスト削減を圧迫する原因の一つになっています。また、安定液品質管理においても良質の安定液が要求されています。
この状況に着目し、低周波騒音を発生せず、しかも安定液管理の容易なシステムを開発しました。

特徴

当システムは、２連のロータリー式分級機のため、超低周波騒音公害を発生しません。（実測運転騒音値75db以下）
また、大容量（6m³/min）の処理機である事により、従来の処理機と比較して貯水槽・循環槽の容量を少なくする事が可能となりました。
安定液中の微粒子（40ミクロン以上、70ミクロン以上100%）まで除去する為、安定液の管理が非常に容易となります。

ロータリー式分級機処理システムフロー